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Dancer Interview 内田結花

[話し手] 内田結花

ダンサー・振付家

詳しいプロフィールはこちらから。 [聞き手] 横堀ふみ NPO法人DANCE BOX プログラム・ディレクター

>美香さんと始めての出会いは? 出会いは「国内ダンス留学@神戸」二期生のワークショップの時です。1日3時間で4日間のワークショップで黒沢美香さんの存在を始めて知りました。なんか凄いな!というのは会った瞬間から感じていました。ただお尻を振るだけというワークショップの内容だったのですが、なんだろうこれは!という感じでどんどんはまって行きました。その4日間がずっと私のなかで印象深くて、いつか黒沢美香さんの舞台をみてみたい、そして是非踊らせてほしいと思う振付家の一人となりました。 >黒沢美香さんの振付で踊ってみたいと思ったポイントはどこですか? ワークショップ中の言葉の選び方がポイントの一つだと思います。あと六拍子でお尻を振るだけということでダンスと対峙することが、今まで私がもっていたダンスの概念にはなかったもので、これはこれは!と度肝を抜かれました。これまでの私が踊ってきたこととは、全然違うものと出会えるだろうなと思いました。 >今、「ジャズズ・ダンス」のリハーサルを進めてみてどうですか? やはりワークショップとは全然違うなと思います。何か路が開いたよう日もあれば、次の日にはまた閉じてしまったり。パターンをなぞると絶対違うのも分かるし、気を抜いたり、気持ちだけが先走っても違うし、やればやる程うまくなるというものでもないですし。 >美香さんならではの公演、ほかの公演とは違うことは何ですか? 段取りじゃ済まされないということですね。振りは決まっているけど、その振りを踊っているだけでは足りないというか、クリエーションの時点から常に本番のつもりで取り組まないと何も見えてこないから、そこが一番大きいかなと思います。ダンサーとして、この短期間ですら、凄いいい現場やなぁと思います。 >美香さん語録で好きな言葉ありますか? 昨年の「国内ダンス留学@神戸」二期生にあてて贈ってくれた言葉。「踊るとは異常なことです。へんなことです。へんな人がいることが豊かさにつながります。あなたはすでに異常なことに向かっていますから人類はまだ生きられる。ありがたい。踊ってくれるなんてありがとう。」 >最後に。結花ちゃんが所属している「淡水」の次回公演が発表されましたね? 3月末に京都の元・立誠小学校の講堂で行います。 >内田さんは淡水にいつから参加しましたか? 2010年の冬からですね。もともと近畿大学の舞台芸術学科だったのですが、コンテンポラリーダンスというものは全く知らない状態でした。同期の公演もあまり見ることはなかったのですが、たまたま、大学の空き時間で見たのが淡水の公演で、それまではコンテンポラリーダンスをほとんど見たことがなかったのですが、なんだか面白いなぁと思ってたのが初めてです。 淡水の公演をみた時に、つくり方が分からなかった、どうやって何をきっかけで踊っているのか分からないし、私はそれまでずっと音楽のリズムにあわせて踊っていたので、それが不思議でなんでやろうと思ったことがきっかけです。いつも皆がなにで動いているのかは分からないけど、面白いなというのはありました。何回か見に行っているうちに、「一度踊ってみる?」と声をかけてもらって、どうやって作っているのか、踊っているのかみてみたいということもあって参加してみました。それが始まりです。 3月20日から22日まで、京都の元・立誠小学校の講堂で行います。タイトルは「RePublic」です。今回、かなり力入れています。

(文章:横堀ふみ 撮影:岩本順平)

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